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今回、サンプルを作っていただいているカバン製造メーカー様に打ち合わせで伺いました。

「学生用手提げかばん」の製造工場として創業されたという歴史があったメーカーさんです。

本社で、職人さんの手によってカバンが製作されています。

型紙の作製・管理に2000年からCAD/CAMを導入し、これによりパソコン上でデータを裁断機に送って自動裁断ができるように。実際に裁断する様子を見せていただきましたが、とても効率的です。

 また、タグが職人さんの手によって縫われる様子も見せていただきました。

タグの縫い方は、縦8目横12目(商品によって若干異なるそうです)で、縫い終わりは必ず火で炙って糸がほつれないようにするなど、長い歴史の中で一番美しい縫い方に決められています。

縫うものの素材によって1回1回糸を変え、その都度ミシンも調節。細かな生産技術の粋に私たち一同驚きを隠せませんでした。
 

本社で検品作業がおこなわれます。私たちもその様子を拝見させていただきましたが、どの部分が不良なのかさえもわからないほどでした。
とても細かな部分までチェックされており、1個あたりの検品にかかる時間は「5分」。私たちは職人さんの技術に驚きの連続でした。

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